アンチエイジングからウェルエイジングへ
「アンチエイジング」私は長年、大手化粧品会社で「美」に携わる仕事をしてきました。30年間、化粧品を通して女性の美しさを追求する中で、常に「アンチエイジング」という言葉と向き合ってきた経緯があるのですが、40代を迎え、50代に足を踏み入れた今、自分という存在の価値基準を外見(若さ)から自分自身の内面の豊かさや心地よさを目指していこうと私は思うのです。
一昨年、役職定年を機に早期退職し、その後、私のライフスタイルは大きく変わりました。これまでの仕事漬けだった日々から解放されたとき、そして夫の介護が始まったとき、私の「美」に対する価値観は大きく変わりました。
若い頃のような肌を取り戻すこと、シワをなくすこと…もちろんそれも素晴らしいことです。でも、年齢を重ねることに「抗う」のではなく、どうすれば自分らしく、豊かに年齢を重ねていけるのだろう?そう考えるようになったのです。
そこで私がたどり着いたのが、「ウェルエイジング」という考え方です。ウェルエイジングとは、単に若さを保つことではなく、心身ともに健やかに、そして自分らしく輝きながら年齢を重ねていくこと。まさに私たちが40代、50代から訪れる変化の中で目指すべき新しい生き方だと感じています。

目次
1. アンチエイジングからウェルエイジングへ
2. 歳を重ねて見えてきた風景
3. 介護という時間がくれたもの
4. 私らしい歳の重ね方とは
5. まとめ
|1章:歳を重ねて見えてきた風景
誰もが年齢を重ねる中で、肌の質感、体力、思考のスピードまでもが変わります。
- 今の肌に寄り添って、スキンケアは「足すより守る」へとシフト 🔗以前書いたこちらの記事も是非参考にしてください
- 食事も体調のバロメーターに。無理なく、整えることの大切さ
- 心はより穏やかに。周囲と比べるより、自分の軸を確かめる日々
変化は「衰え」ではなく「成熟」。
ウェルエイジングは、年齢を重ねることをネガティブに捉えるのではなく、経験を重ねてきたからこそ得られる知恵や心の豊かさを大切にし、今の自分を受け入れて慈しむこと。そんな視点を持つことが、ウェルエイジングの第一歩です。
転機としての介護体験を経て…
|2章:介護という時間がくれたもの
夫の介護が始まったとき、正直、今まで築いてきた人生の色が変わった気がしたのです。会社員時代は仕事に追われる日々で仕事が最優先。
仕事から離れ、時間の流れがゆっくりになると、改めて急ぎ過ぎていた時間に気づくと同時に見えてくるものとその感じ方が変わります。
- 空の色や夜空の静寂と美しさ
- 日常の小さな幸せ
- 人の想いや温かさ、そして感謝
介護は「奪われる」時間ではなく、「与えられる」時間でもある。仕事一筋だった私が、初めて家族のために時間を使う日々。慣れない介護に戸惑い、心身ともに疲弊することもありましたが、この経験を通して、改めて人の温かさや、思いやりの大切さを実感することも多くあります。そして、どんな状況であっても、自分自身を大切にすることの重要性にも気づくことが出来たこの経験もまた、私のウェルエイジングの一環であり、人間としての深みを増してくれるものだと捉えています。
第3章:私らしい歳の重ね方とは
ウェルエイジングは、「自分軸」を見つけて育てることだと感じています。
- 外見:メイクは“隠す”より“等身大の私を楽しむ”ものに 🔗以前書いたこちらの記事も是非参考にしてください
- 思考:過去の肩書きより、いま響く感性に耳を澄ます
- 挑戦:ブログを書く、私を解き放つ「自分時間」を持つこと
「誰かみたいになる」より「私であり続ける」
その姿勢こそが、年齢を超えて輝きを生むのだと思います。

|まとめ
歳を重ねることは、「足りなくなる」ことではなく、「満ちていく」こと。
介護に奮闘する日々も、鏡に映る自分も、少しずつ愛おしく思えるようになりました。
ウェルエイジングとは、自分に優しくする選択。
今この瞬間を慈しみ、未来にそっと期待する・・そんな毎日を目指してみませんか?
このブログを通して、皆さんが「私らしい」ウェルエイジングを見つけるきっかけになれば嬉しいです。